Javaのメソッド、メソッド修飾子

Javaでのメソッドの起動

・Javaでのメソッドの起動は、「オブジェクトに対して処理を依頼する」こと
・すべてのメソッドには「持ち主となるオブジェクト」があり、その持ち主に起動を依頼するのが起動文

メソッド2種

・インスタンスメソッド :インスタンスに紐づく
・静的メソッド     :クラスに紐づく

役割によるメソッド2分類

・オブジェクトを生成するメソッド
・オブジェクトを操作するメソッド

例えば、Stringクラスには、「オブジェクトを生成するメソッド」しかない

mainメソッド

・エントリポイント:javaコマンドであるクラスを指定すると、そのクラスのmainメソッドを探し、そこから実行する
・引数は必ずString配列型
・「public static void main(String[] args)」を一定の決まり文句として覚えてしまう

void型

・型の一種だが、戻り値にしか使わない
・関数に戻り値が無いことを明示する
・void型の変数を定義することはできない

return文

・returnに続く変数の値を戻り値として、起動した側に返す
・戻り値がvoid以外のメソッドは、必ずreturn文が必要

メソッドの修飾子

・abstract   :このクラスでは実装しないメソッド
・final     :オーバーライドできないメソッド
・native    :Javaのバイトコードではなく、ホストCPUで使われるマシン語で実装されるメソッド
・private    :同じクラス内のコードからしか呼び出されないメソッド
・protected   :サブクラスまたは同じパッケージ内のコードからしかアクセスできないメソッド
・public    :ほかのクラスからアクセスできるメソッド
・static    :インスタンスメソッドではないメソッド
・synchronized :実行を開始するときにロックを取得するメソッド

※すべて省略可能